2011年より東京アートアンティーク店主インタビュー企画を始めました。

なかなか聞けないお店の裏話からプラーベートまで様々なことにまでお話いただきました。

店主の人柄や興味深い趣味のお話、初心者へのアドバイスまで個性溢れる内容となっております。

 

 

 

薫匠堂 四季彩舎 西川美術店 浦上蒼穹堂 侘助 ギャラリー川船 翠波画廊 つつみ美術 ギャラリーこちゅうきょ

薫匠堂

 

四季彩舎

 

西川美術店 浦上蒼穹堂 侘助 ギャラリー川船 翠波画廊 つつみ美術 ギャラリー
こちゅうきょ
天宝堂 三渓洞 古美術 祥雲 古美術 ささき 中長小西 かどまつ誠心堂 松森美術 平野古陶軒 井上オリエンタルアート
天宝堂 三渓洞 古美術 祥雲 古美術 ささき 中長小西 かどまつ誠心堂 松森美術 平野古陶軒 井上オリエンタル
アート

 

 

■古美術ささき

 

 

 

 

古美術ささき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古美術ささき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古美術ささき

 

 

 

Q こちらのお店を出されたのはいつ頃ですか?

 

A ここに出す前はずっと長年世田谷で営業していたんですけれども、ここに4年前に2店目を出させていただきました。

 

Q ご主人はだいたいどちらにいらっしゃるんですか?

 

A 半分ずつくらいです。一日の間で行き来もしますし。

 

Q どちらかで修行されていたのですか?

 

A ええ、そうなんです。小さい頃から僕の場合は好きだったんです。家にはいっぱいあったんですけれども、我々の時代は、切手だとか古銭を小さい頃から皆集めていたんですよ。その延長線上で色んな所から、今で言うカタログのようなものを取り寄せるんですね。そうするとその中に古銭とか切手の中に印籠があったり、根付けがあったりして。じゃあ、印籠を買ってみようかと思って買ったのが中学生の頃でしたね。それからお小遣いを貯めては色んなものを買っていました。あと、うちの床の間に香炉があって、その後ろを見ていたら任清と書いてあったんですね。子供ですから仁清というのがわからないので、今だとネットですぐに調べられるけれども、とりあえず本屋さんに行って、こういう古い焼き物のあるところにいって色々調べていて、こういうものなんだと思って本を買って色々と読み出したら結構面白くなって。

 

Q 主に扱っているものは…

 

A 扱っているものは、割合としてはお茶道具が半分くらいですかね。あとは好きなものでヨーロッパのものもありますね。あとは古美術全般ですね。お茶は長年教えているんです。世田谷の店とこちらでも教えています。もう教えるようになって27年ぐらいですかね。

 

Q どういったところで品物を探してくるのですか?

 

A お客様のところが多いです。あとはオークション。うちの場合は9割り方直接お客様からの仕入れなんです。買いに行ったり持って来ていただいたり色々ですけれども。

Q 骨董以外でご趣味はあるのですか?

 

A やってたのは結構ありますね。弓道とか。

Q 伝統的なものがお好きなんですか?

 

A そうですね。あとはこういったNHKの文化センターで教えています。(チラシを見せて頂きました)これは骨董について教えるもので。やはり皆さん、自分の持っている物を見てくれとうだけですと、我々も特殊技能ですから、お金を頂く場合もあるんですね。美術倶楽部でもそうなんですけれども、査定である程度値段かかっちゃいますけど、いっぱい持っている方はこういう教室だと、NHKは安いですから、多分2千円ぐらいで2、3点持ってくればそこでは無料で見ますよといってやっている会なんです。それがまた皆さんの勉強にもなりますからね。
でも震災でね、ビルが古いものですから亀裂が入ったりで中止になってしまいましたけれども。あとは鼓もやっています。今日は自分が主催しているカルチャーがあるんです。

 

Q すごいものを持ってこられる方もいるんですか?

 

A たまにあるんですよ。なんでこんなものがあるんだろう、すごいなって(笑)。一度、光悦の軸がありましたね。いいものでしたよ。なかなかないですよ、光悦の本物は。奥様のお父様が集めたものだと言ってましたね。まだまだ眠っていますね。だからね、インディ・ジョーンズみたいなものですよ。宝探しです。楽しいですよね。場所が違うだけでね。

 

Q そういうものが残っているのは地方が多いのですか?

 

A いえ、地方はよほど良い家で西の方でないとなかなかないですね。基本的には都内で、それも近郊でなくて、都心ですね。いまでもお蔵のあるお家がありますからね。

 

Q 新しいものですと、どのような品物があるのですか?

 

A 作家物も多いですよ。人間国宝のものとか。結構それは需要が多いですから。ここだったら濱田庄司とか置いてあるんです。

 

Q ジャンルは特に決めずにやっているのですか?

 

A そうです。何故かというと、うちは販売というよりお客様からの買い入れを主体にしていますから、お客様の所に行ってほとんどの品物が買い入れの対象になった方がお客様にとっては困らないでしょ?後はうちの方でどういう風にさばけばいいか考えればいいだけで。だから基本的にはなんでも扱っています。後は店で売るのとオークションで売るのと色々とありますけどね。

 

Q 今何か珍しいものはありますか?

 

A 今流行のへうげものって知っていますか?今漫画でもすごいブームなんですよ。それは古田織部の物語なんですけど、その織部が作った茶杓とかがありますね。面白いと言ったら今は旬かな。後はこの地震で、川合玉堂という有名な画家がいたんですけれども、川合玉堂が関東大震災の翌年に描いた絵があるんですね。それは地震の歌が入って、梅の花が入っているんですね。ちょうど地震で大変だったんだけれども、それを乗り越えて芽吹きしているよというものなんです。いつも春になると掛けているんです。「蕗の薹や」という俳句が入っていますので、2月頃に毎年掛けています。

 

Q 人形もあるんですね。

 

A ええ、出していないものも沢山あります。

 

Q お休みの日は何をされているのですか?

 

A ほとんど仕事をしていますね。日曜日しかないから来てくれというのもありますし、我々の交換会って曜日ではなくて日にちですから、たまたまその日が日曜日だったら行っています。仕事があるうちが嬉しいですから。問屋があって、この品物何個すぐに持って来てという商売ではないですから。やはり品物があって始めて商売が出来ますから、品物集めはそれなりに皆さん苦労されているんじゃないですかね。

 

Q 何か集めてらっしゃるものはあるのですか?

 

A 蒔絵は好きなので比較的集めていますね。あとは自分の茶会に使えそうなものは出た時に取っておきますね。

 

Q 東京アートアンティークではお茶を出していただけるということですが、どんな感じで参加すればいいでしょうか?

 

A 普通に椅子で召し上がっていただいてもいいですし、茶室に入っていただいて召し上がっていただいてもいいです。気楽な感じで、もちろんお代は頂かないです。

 

Q お客さんにはどういった所を見てもらいたいと思いますか?

 

A 特にないですけれども、好きなものを見てもらえたらいいかなと思います。これを見て、というのはないですね。こういったものは自分の感性にあわなければどんなにいいものでもつまらないですよね。だからやっぱりこれいいな、とか好きだなとか、美しいな、と思っていただけるようなものがあればいいですね。何も値段がうんと高いものだけがいいものというわけじゃないですからね。

 

Q 東京アートアンティークでお越しになる方に一言メッセージをお願いいたします。

 

A そうですね、こういったお店は僕らもそうなんですけれでも、始めてのお店は入りにくいですから、気楽に入っていただけたらいいなと思います。別に入って来たからといって買わなくちゃならないというわけじゃありませんし、気楽に入って親しんでいただいて、それで何か自分の好きなものがあればそれはそれで楽しいんじゃないかと思います。
キャンドルナイトというのが銀座で6月ころにやっているんですよね。それは夜、キャンドルだけで真っ暗で電気もつけないで、画廊が多いんですけれども、うちみたいな店が何十店舗か参加しているんです。その時はツアーを組んでますから皆さん来るんですけれども、そうすると沢山はいってきていただけるんですね。でもそうじゃないとなかなか入りづらいですよね。ですから、お茶をやっていないからいいですって思ったり、お茶もらったから何か買わなくちゃならないなんて思わないで、気楽に入って来て下さい。あと質問があれば聞いていただきたいです。聞いていただかないと、こちらからなかなかこれはこういうものですと言うと押し売りみたいですからね。

 

(2011年4月)

 

 

古美術ささき

東京都中央区銀座1-14-7 吉澤ビル1F

店舗案内

http://www.kobijutsu.ne.jp/

 

 

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