TOKYO ART
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東京 アート アンティーク 2017

4.14( 金 ) , 4.15( 土 )

生活の中に豊かさ(アート)を −−ワンランク上のおもてなし その3(絵画編)( 2017 年)

前回まで「器」を主にご紹介してきましたが、今回は「スモールスペースに飾る絵画」と題して、壁にかける美術作品をご紹介します。

壁に飾る作品は何も絵だけとは限りません。工夫次第で様々なものを壁にかけて楽しむことができます。また、壁にかけるだけでなく、立てかけたり、他のものと組み合わせたり、思っている以上に楽しみ方が豊富です。

前回までの記事

 

スモールスペースに飾る絵画

ここでは小さいスペースに飾る絵を中心にご紹介します。

上は「メゾンドネコ」の作家たちの小作品を並べたもの。小さくても作家の作品はエネルギッシュで新鮮。

小さな作品は並べ方を変えて、アレンジが楽しめるので、気に入った作家の小さい作品を集めてギャラリーコーナーを作ったり、自分でテーマを絞って小さい作品を探すのも楽しいですね。

 

「鈴木美術画廊」からはパリの風景を描いたコタボの油彩画。絵の具のタッチが厚く特徴的でも、軽やかな色使いで描かれた小さい作品は重厚感がありながらも飾りやすいもの。筆の跡が残る油彩画は画家の息遣いを感じ取れるようです。

 

「翠波画廊」からはアンリ・マチスのリトグラフ。今回は居間のようなスペースに飾っていただくようお願いしたのですが、色彩が鮮やかで抽象的な絵は小さくても華やかなので特に玄関のような小さいスペースに合わせやすいそうです。また、巨匠の作品でも版画は手の届きやすい価格帯なので気軽に取り替えて楽しむことができるのではないでしょうか。

同じ場所で趣が違う作品を掛けていただきました。こちらは日本画家による銅版画で、洋室にも和室にも合うところが人気だそうです。

こちらは「翠波画廊」のパソコンコーナーをお借りして、書斎に見立ててベルナール・ビュフェの版画作品を選んでいただきました。花を毎日帰るのは大変ですが、花の絵を飾るとお部屋が華やぎます。特にここでは落ち着いた壁の色にとても綺麗に映えました。

 

次にご紹介する作品は、いわゆる絵画ではなく、絵画のように額に入れて楽しむ作品。「五月堂」では、明時代末の古染付の皿を額装して壁にかけたもの。お皿を皿立てに立てて飾ることは良くありますが、このように額装するのも美しいもので、それを目的にお皿を探してみるのも楽しいかもしれません。

 

こちらは「木雞」のデルフトのタイルを額装したもの。小さいので、さりげなく飾れて他のインテリアとも調和が取れやすいのではないでしょうか。

 

最後にご紹介するのは、「祥雲」の17世紀の波斯布を額装した作品。布は軽やかでいて温かみがあるのと、来客の方が親しみやすい素材で、選ぶ人の趣味も伺えます。

17世紀ペルシャの断片は和洋の空間に合うとのことで、古裂としての時代や絹の質感、糸の繊細さを生かすために低反射ガラスで挟み、極力細い木製のフレームを作られたそうです。マンションなどのモダンな壁や小さな空間などでは、大きさだけでなく、厚みも圧迫感がありますので、厚みを抑えて扁額のように傾かないよう、壁面にしっかりと沿うように金具に工夫をしているそうです。

 

ご覧いただいたように、壁に作品をかける場合、額装も大きな要素です。ギャラリーのオリジナル、作家自らが額を制作したものもあります。作品をみる上でその点もぜひご覧になってください。

駆け足でご紹介しましたが、少しでもアートを身近に置いていただくきっかけになれば幸いです。

*作品の詳細が知りたい方は、直接お店にお問い合わせください。

 

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