三日に上げずおじゃまする桃六さんは明治2年創業、今年で146年目の老舗和菓子屋さんで、店内にはケヤキの一枚板に彫られた堂々たる桃太郎が飾られています。お昼には赤飯弁当、そぼろ弁当、幕の内、ももから弁当などが並び、毎日食べても飽きません。でも、ちょっと行くのが遅いと、きれいに売り切れてしまうんです。 そして、ついつい買ってしまうお団子、どらやき、お饅頭。どれも素朴で懐かしい美味しさです。かわいい桃... (2015-3-25)

 平成2(1990)年4月に私が壺中居に入社してから、早や四半世紀の時が経ちます。その翌々年11月のこと、故・小山岑一先生(1939-2006)の作陶展を開催し、初日夕方にオープニングレセプションを行うべくぼちぼち諸準備をしていますと、或る紳士が風呂敷を抱えてひょっこり御来駕され、「岑ちゃん、つまらんもんですが、今晩使ってくださいな!」と解かれた風呂敷の中身が実に立派で美味しそうな握り鮨の大桶なのでした。小山... (2015-3-25)

 日本橋1~3丁目にかけて、目下大掛かりな再開発プロジェクトが進行中で、2020年オリンピックまでに街の風貌と人の流れが相当変わることと予想されます。昼間は建設関係各位が闊歩する3丁目界隈も夜間は至って静かなもの、却って静か過ぎて怖いくらいです。 私は壺中居に入社してすぐに同店舗内に住み込みを始めて、結婚するまで丸5年間「日本橋居住者」を体験しましたが、今でも当時に帰った「悪夢」をたまに見ることが... (2015-2-9)