
店主の小咄 vol.3 | 여보세요 street
2023.9.2
【つつみ美術 堤里志】 私が独立した頃、今のような中国美術の高騰はなく、鑑賞古陶磁を専門とする業者間の話題といえば「今日はどんな李朝が出たか?」と、朝鮮美術、中でも高値だった「分院里官窯」の話が専らでした。 当時の李朝ブームは凄まじく、修行先だった店でも主人...
2023.9.2
【つつみ美術 堤里志】 私が独立した頃、今のような中国美術の高騰はなく、鑑賞古陶磁を専門とする業者間の話題といえば「今日はどんな李朝が出たか?」と、朝鮮美術、中でも高値だった「分院里官窯」の話が専らでした。 当時の李朝ブームは凄まじく、修行先だった店でも主人...
2023.8.26
【大熊美術 大熊織雄】 うちの店は日本橋のまさに端に位置しています。店からほんの二、三歩踏み出せば千代田区神田です。そんな弊店から京橋まで歩くと30分程度のちょうど良い散歩コースとなります。僕の場合は途中途中の古美術店にちょこちょこ寄らせていただきながらいつ...
2023.8.25
15 回の節目を迎える「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、MAIN SALEとして厳選した約150点を出品。下見会では、伊藤若冲の鶏図や、円山應挙の狗子図、横山大観の富士図など、巨匠たちの優品を含む出品作品の全てをご高覧いただけます。また、作家特集では日本の抽象芸術の先駆者と...
2023.8.22
【ギャラリーこちゅうきょ 伊藤潔史】 電車通勤の車中で読書に勤しむ向きは乗客全体の1割程度かとみるのですが、私はその少数派のひとりを自任しています。片道40分ほどゆえに往復だけでも相当の時間を読書にあてることが出来ます。 新刊書には無料で各書店独自のブックカバ...
2023.7.16
2023.6.25
今どんな展覧会が開催されいているのかな? ゴールディンウィーク中に楽しめるアートスポットはないかな? 旅行先で、出張先で面白い展覧会がないかな? そんなニーズに答える「artscape」というアート情報発信サイトをご存知ですか? 全国約2,000館の美術館やギャラリー情...
2023.4.24
安村敏信(北斎館館長・静嘉堂文庫美術館副館長) 講談社から昭和五六年に刊行された『屏風絵集成 別巻 屏風絵大鑑』は、日本美術史の中でも近世絵画史を専攻する者にとって夢の宝庫である。この本には古くからの売立目録の中から面白そうでありながら、発刊当時には未だゆ...
2023.4.22
昨年に引き続き、バナナジュース専門店「BANANA JUICE TOKYO」では、なんと東京アートアンティークの冊子、またはマップを見せると、トッピング1品無料にしてくれることに! 「BANANA JUICE TOKYO」は日本橋高島屋と八重洲通りの間にあるのですが、日本橋の美術商さん、ワーカ...
2023.4.17
2023年4月に東京都中央区京橋に開廊した「ROD GALLERY」は、もともと画廊だった場所をリニューアルしたコンテンポラリーギャラリーです。オープンに至った経緯や、ギャラリーの名前に込めた想いについてディレクターの藤田さんと運営の川本さんに伺いました。 「ROD GALLER...