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熊倉涼子・山﨑愛彦 二人展「Links, Embed Images」

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Gallery & Bakery Tokyo 8分

「ArtSticker」を運営するThe Chain Museumと「THE CITY BAKERY」を運営するFONZは、2024年11月に開業した東京・京橋のTODA BUILDINGの1階に、アートギャラリーとベーカリー&カフェが併設する「Gallery & Bakery Tokyo 8分」をオープンいたしました。
第7回目となる本展では、アーティスト・熊倉涼子・山﨑愛彦による二人展「Links, Embed Images」を2025年05月31日(土)より開催いたします。

熊倉涼子と山﨑愛彦はともに1990年代前半生まれのデジタルネイティブ世代に該当し、制作プロセスにデジタル的な思考や手法を用いながらも、芸術表現としては伝統的な部類に属する「絵画」形式にこだわり作品制作をしています。

本展覧会タイトルには、Adobe Illustratorの画像配置機能に由来する「Links, Embed Images」が採用されており、リンク(外部参照)と埋め込み(内部化)というテクノロジー概念が、両アーティストの絵画におけるイメージの扱い方・姿勢と重ね合わせられています。

歴史の中で形成されてきた図像や多様な描写法を取り入れ、多視点的・多層的な構成によって「見ること」の本質を問いかける熊倉涼子と、SNS上に日々共有される画像群を起点とし、デジタル時代における絵画の意味と存在感を探る山﨑愛彦による共振と問いかけをぜひご覧ください。

 

本展では山﨑による3m級の大作も展開いたします。

皆様のご来場をお待ちしております。

 

詳細は公式ウェブサイトへ
https://artsticker.app/events/70292

 


 

熊倉涼子

1991年東京生まれ。2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。現在、東京を拠点に活動している。

歴史の中で人々が世界を理解しようとする過程で生まれたイメージを元に、絵画を制作。あるひとつの事柄に対して多面的な視点で図像を集め、それを元に作品を構成している。そのようにして同じものに関する性質の異なるイメージを等価に扱うと共に、写実的な描写や落書きのような線などの複数の描写法を混ぜたり、画中画やだまし絵の手法を用いて描くことで、視覚的にも揺さぶりをかけ、目に見えるものとは何かを問う作品を制作している。

 
主な個展に、「Tange, movebis」(三越コンテンポラリーギャラリー・2024)、「汀の椰子、対蹠のグラスフロート」(Quadrivium Ostium・2024)、「Pseudomer」(RED AND BLUE GALLERY・2024)、グループ展に「人物と静物」(ギャラリー小柳・2024)など。2021年「第34回ホルベイン・スカラシップ」奨学生、2019年「群馬青年ビエンナーレ」に入選。

 

 

山﨑愛彦

1994年札幌市生まれ。京都市在住。

2016年札幌大谷大学芸術学部美術学科造形表現領域絵画分野卒業。

2020年北海道教育大学大学院教育学研究科 教科教育専攻 美術専修(油彩画)修了。

現在、京都市立芸術大学美術研究科博士課程(版画)在籍中。

デジタルトランスフォーメーションが進む社会における絵画がどのようなものになるかを実践的に検討している。近年は無名の個人がSNSでシェアする画像(綺麗な空や旅行先の風景や食事など)を、寿命以上に永く残せるメディアとして絵画を制作している。タイトルの「8da0b6」は、自身が14年間使用しているSNSのIDであり、SNSに掲載した画像を元に広義の「自画像」を制作している。

 
主な展覧会に「プリミティブ‧コミュニケーションβ」(SHUTL‧2024)、「HAPS

KYOTO selection #2」(HAPSオフィス1F/2023)、「ドアスコープとベーグル」(ギ

ャラリー門馬/2023)。2021年「第34回ホルベイン‧スカラシップ」奨学生。

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