建設現場が若手アーティストの発表の場に!

京橋は、ただ今建設ラッシュ真っ只中です。
華やかなイメージの銀座と日本橋に挟まれて、オフィスビルのイメージが強いエリアですが、今日はそんな建設中のビルを活用したアート情報を一つご紹介します。
アーティゾン美術館の隣に戸田建設の本社「(仮称)TODAビル」が2024年の秋オープンに向けて建設中です。
その建設現場の仮囲を利用して若手アーティストを支援するプロジェクトが進行しています。
その名も「KYOBASHI ART WALL −−ここから未来をはじめよう」です。
公募で作品を募り、優秀作品は大きく印刷され、仮囲に掲出されます。
今は、第1回の優秀作品が掲出中ですが、5月中旬には第2回の募集が始まり、9月には第1回の優秀作家の個展も開催されるとのこと。作品の実物が見られるということで、とても楽しみです。
2024年のTODAビルオープン後には、展示スペースで歴代の優秀作家の展示が行われるそうで、アーティストにとっては、2度3度と発表の機会があって励みになるのではないでしょうか。
TODAビルには、大きな展示スペースやミュージアムが設けられる予定で、オーブン後どんな展示が行われていくのか期待が募ります。
アーティゾン美術館も隣にあるので、アート三昧な時間が過ごせそうですね。
アーティストにとってもチャレンジングな発表の場となってほしいものです!
古美術商や老舗の画廊が多い京橋ですが、若い方たち訪れるようになって、長い歴史の中で受け継がれてきた芸術と文化に触発されて新たな作品が生まれる・・・。
そして地域で若い作家を応援して育てる・・・。
そんな相乗効果が生まれることを期待して止みません。
選出された作品の結果発表と総評を読んで、仮囲をぐるっと歩いて回ってみてください!
殺風景だと思っていた建設現場が、アートと、そして自分と向き合う哲学の道に変わるかもしれませんよ。
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