2025.5.2
東京アートアンティーク2025 ご来場ありがとうございました。

京橋エドグランのポスターサイネージ
「東京 アート アンティーク2025」無事終了いたしました。
多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。
本年は、トークイベントや個々のギャラリーでのディスプレイや花いけのプレゼンテーション、ギャラリーツアー、チャリティ入札会、それぞれの展覧会など、盛りだくさんな3日間となりました。
近隣企業や美術館、ラジオの協力もあり、街中でポスターや冊子を目にする機会が増えました。地域のイベントとして認知度が高まってきたように見受けられました。
冊子配布やポスター掲示などの広報活動
無料巡回バスメトロリンク日本橋の車内や
近隣の美術館で配布されていた冊子(写真提供:Naomi)
近隣の美術館に張り出されたポスター
東京スクエアガーデン内の飲食店エリアで冊子を配布
TODA BUILDING入口のサイネージ
日本橋観光センター
中央区観光情報センター
東京メトロ駅構内
近隣の郵便局にも協力をいただきました
格式高い日本橋の壺中居では、扉を開放して入りやすく
24日と26日の「美術解説するぞー」によるギャラリーツアー
各回8名にご参加いただき、美術解説するぞーさんの美術解説を聞きながら、ギャラリーオーナーからは裏話や普段聞けない話を聞くことができました。
8〜9軒ほど周り、最後はGallery & Bakery Tokyo8分でドリンクを楽しみながら歓談いただきました。
横川志歩さん「なげいれ」の花
古美術川﨑
花器/竹花活 高さ28.5cm 江戸時代 蓋に「谷川埋木 時代竹花活」と記載あり
花/黒百合(くろゆり)、谷空木(たにうつぎ)
古美術京橋
花器/珠洲大壷
花/山躑躅(やまつつじ)
古美術京橋
花器/経筒
花/射干(しゃが)、女松(めまつ)
古美術京橋
花器/古銅亜字形華瓶
花/黒百合(くろゆり)、菩提樹(ぼだいじゅ)
風招
花器/常滑大平鉢
花/石楠花(しゃくなげ)、裏白の木(うらじろのき)
つつみ美術
花器/信楽壺
花/木蓮(もくれん)、油瀝青(あぶらちゃん)
つつみ美術
花器/須恵器
花/山躑躅(やまつつじ)、馬酔木(あせび)
五月堂
花器/ 常滑 三筋壺
花/女松(めまつ)、躑躅(つつじ)、白山吹(しろやまぶき)
横川志歩さん。花を生けている様子。
ギャラリーツアーも実施
佐藤由美子さんによるコーディネート
奈々八のウィンドウにコーディネート。切子の器と漆器を使ってカエルのオブジェが世界観を演出しています。
孔雀画廊のコーディネートコーナー。ルノワールの薔薇の絵画作品を引き立たせるようなガラス作品をディスプレイ。
前坂晴天堂でのコーディネートコーナー。オールドバカラと古伊万里の細かな模様が和と洋を繋いでいます。
前坂晴天堂のウィンドウにも小さなディスプレレイをしました。エキゾチックなティータイムのようです。
佐藤由美子さんも25日(木)に生徒さんやお知り合いの方々とツアーを行いました。
4/25(金)ARTIST TALK -美術・工芸の継承と発展-
今年のメインイベントとも言えるアーティストトーク。TODA BUILDING内のTODA HALL & CONFERENCE TOKYOにて、19:00〜20:30までの間、3名の現代作家を招いて行いました。
三者三様の制作に対する取り組み方や影響を受けた作品、これからの展望についてお話を伺うことができました。ファシリテーターには、参加ギャラリーである、繭山龍泉堂の近藤雄紀さんとROD GALLERYの藤田つぐみさんが行いました。参加者からのアンケートには、作家の考えを知ることができて興味深かったなど、作家と作品をより一層身近に感じていただける機会となりました。
登壇アーティスト:三宅一樹(彫刻家)、青木岳文(陶芸家)、西久松友花(陶芸家)
ご来場者数:約70名
東京アートアンティーク会期中には、青木岳文氏はmegumu artにて、西久松友花氏はROD GALLERYにて個展を行っていました。
三宅一樹氏は、秋に壺中居にて個展を開催予定です。
東京アートアンティークの若手による企画は今後も期待を持って取り組んでいきたいものです。
チャリティ入札会
毎年好評を得ているチャリティ入札会は、今年、6店舗にて行われました。このチャリティを目指して来られる方も多く、東京アートアンティークの楽しみにもなっているようです。
チャリティ入札会参加店:孔雀画廊、林田画廊、花徑、風招、去来、不忍画廊
今年の寄付額は、95,000円となりました。
寄付先は店舗によって選ばれますが、国境なき医師団やウクライナ支援などに寄付されました。
ご入札された方々へは、おめでとうございます。そしてご支援ありがとうございました。
残念ながら落札できなかった、という方は、ぜひ次回もチャレンジしてみてください。
以上、本年の報告となります。
来年も一層アートの楽しさを感じていただけるよう、研鑽してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。