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山﨑なつ子個展「キラキラ」

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四季彩舎

この度、四季彩舎では山﨑なつ子の初個展「キラキラ」を開催いたします。

山﨑なつ子は、2006年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。 彼女は、優れた作品に宿る「何か」としか言いようのない感覚こそが芸術の醍醐味であると捉え、 目には見えない想いや記憶をかたちにすることをテーマに制作を続けています。 アクセサリーなどにも用いられるアルキド樹脂とグリッターを画材とし、 光と素材の質感を際立たせた半立体的な画面を生み出します。 作品は光を集めて艶やかに輝き、見る角度や空間によってその表情を変える、 独特の魅力を放っています。 「キラキラ」というタイトルには、素材やモチーフを通して、 目に見えない想いや記憶を光の輝きとして昇華させようとする 作家の根源的なまなざしが込められています。 本展では、大小合わせて約15点の新作を発表いたします。 ぜひ会場にて、光と感情が織りなす豊かな世界をご高覧ください。

 

 

アーティストステートメント

目には見えない「何か」をかたちにすることは、 私にとって絵を描く理由そのものです。 日常の中で感じる想いや記憶の断片は言語化できないものが多く、 素材やモチーフを通してそれらを昇華できたとき、 芸術の醍醐味に触れられた瞬間だと感じています。

また、アーティストの社会的役割のひとつとして、私は「この世界をより豊かなものにすること」があると考えています。新しい領域へと踏み出すことは、ときに孤独でありながら勇気を試される行為です。しかし、その一歩によって切り開かれた世界は、見る人に幸福や希望をもたらすのではないでしょうか。芸術とは人間にとって尊く、心の奥深くに光を灯す存在だと思います。

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