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知られざるモダニスト 寺田至 “Still Life”

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不忍画廊

「知られざるモダニスト」として再評価の機運が高まる画家・寺田至(てらだ いたる、1951 – 2014)。没後10年となる2024年には全国6箇所の巡回展が開催され、モダニズムへの深いリスペクトからくる数多の画家との呼応と、自らもまたモダニストとして先人を超克していこうとする矜持が満ちた制作が、多くの美術ファンに知られるところとなりました。

不忍画廊では2025年刊行の画集 I『Life』を皮切りに、全3冊の画集編纂を進行中。
今展では寺田至 画集 II『Still Life』刊行を記念して、静物画を中心に人物・風景画など30点余りを展示いたします。現代でも色褪せないモダンな感性・感覚をより深く知る意味で、見逃せない機会となります。

 

寺田 至 Terada Itaru(1951 – 2014)

1951年12月21日、愛媛県西条市生まれ。1974年大阪芸術大学美術学科絵画専攻卒業、1975年東京藝術大学大学院〈絵画組成〉聴講生。旅先の風景や、身近な事物・人物を題材に、大胆な画面構成と一筆で描き上げる軽妙なタッチで、対象の息吹が感じられる多くの作品を生み出した。1980年頃から画廊、百貨店美術画廊での個展を中心に活動していたが<描きたい絵画への追求>の為か90年代前半で発表を辞めてしまう。2014年9月12日、神奈川県川崎市で永眠。

詳細は公式ウェブサイトへ:https://shinobazu.com/exhibition-20260110/

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