2023.4.1

「アートと生活」をテーマに。京橋彩区の芸術文化講座のご案内

昨年もご紹介した京橋彩区の芸術文化講座をご紹介します。

  

「アートは好きだけど難しそう…」と思われている方も多いのではないでしょうか?

日ごろアートに触れることが少ない方々にも芸術や文化に親しんで頂くきっかけを提供してくれるのが「京橋彩区」が行っている「芸術文化講座」です。

 
「アートと生活」をテーマに2023年度の上期は、北大路魯山人、京橋の埋蔵文化財から見る江戸文化、絵画、万年筆を彩る蒔絵、書道、フルーツカットなど、多彩なテーマで講座が開催されます。

  

 
2023年度 芸術文化講座 上期のご紹介

 


 


/19(水)「京橋時代に花開いた魯山人芸術」
講師 黒田草臣氏(しぶや株式会社 黒田陶苑代表)


/17(水)「街に埋もれる江戸の華~京橋一丁目遺跡の発掘調査より」
講師 仲光克顕氏(中央区立郷土資料館 総括文化財調査指導員)


/21(水)「抽象画はお好きですか? ―「分かり難い」から「見る楽しみ」へ」
講師 ナカムラクニオ氏(美術家)
  新畑泰秀氏(石橋財団アーティゾン美術館 教育普及部長/ 学芸員)


/19(水)「蒔絵万年筆の世界
講師 池田明教氏(株式会社パイロットコーポレーション Namikiブランド推進室 室長)


/23(水)「文字の起こりと書道体験講座」 
講師 篠﨑芳陽氏(書家 玄筆会所属 謙慎書道会理事 


/20(水)「フルーツ教室ーフルーツの魅力を知るー」
 講師 川澄修氏(株式会社京橋千疋屋 営業部 飲食マネージャー)


 各講座の詳細はこちらの資料をダウンロードください。

京橋彩区 芸術文化講座プレスリリース

 

 
今回はその中でも4/19に開催される講座を詳しくご紹介します。

 

第40回 芸出文化講座「京橋時代に花開いた魯山人芸術」

  

3歳の時、大田神社の紫の杜若(かきつばた)や神宮寺山の真っ赤な躑躅(つつじ)を見て初めて美を意識した北大路魯山人。養父母を転々として20歳の時、まだ見ぬ生母に会うために、さらに書を極めたいと上京した先が京橋でした。生活のため京橋区桜橋(現 中央区)で書道教室を開き、翌年、日本美術協会の六書会展に隷書千字文を出品して褒状一等賞を受賞して、独歩の道を選びました。その後、朝鮮半島と中国へ渡り帰国後、再び京橋で書と篆刻、刻字看板で名を上げ、滋賀、京都、福井、金沢での食客時代に名作を残しました。大正8年には京橋2丁目で古美術店「大雅堂」を開店させ、翌々年にはその2階で会員制料理屋「美食倶楽部」を開業するなど、魯山人芸術の柱となる篆刻・料理・陶芸を花開かせた京橋時代の魯山人について語ります。

 

日 時:2023/4/19 (水) 18:30~20:00 (開場18:00)
会 場:ミュージアムタワー京橋 16階 Café16
定 員:45名 (申込先着順)
参加料:無料

 

お申込:Peatix(https://peatix.com/event/3517866)よりお申し込みください。

  


 

京橋彩区について

京橋彩区は2016年3月に都市計画決定された「京橋一丁目東地区」の文化貢献施設部分の総称です。ミュージアムタワー京橋の低層部に2020年1月にオープンした「アーティゾン美術館」、2024年に竣工する(仮称)新TODA BUILDING内にオープンする予定の文化貢献施設、そして中央通りに面した間口120メートルの広場などを中心に構成され、「アートと文化が誰にも近い街」を目指して活動を推進しています。

 

*詳しくは京橋彩区ホームページ(https://www.kyobashi-saiku.tokyo/)を参照下さい。

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