三谷 晴弘  現在「日本画」と呼ばれている絵画の定義は、絹や和紙に岩絵具を使って描かれた絵画をいうのが一般的です。この絵画技法は中国で生まれ、敦煌の壁画などにも使われていて鮮やかな色彩を今に伝えています。その後技法は日本にも伝わり大和絵など通して発展しましたが、中国では時代が下るにしたがって水墨画が主流になりました。  戦前までの主な日本画の形態には軸装(掛軸)・巻物・屏風などがあります。中でも... (2018-3-8)