繭山龍泉堂
繭山龍泉堂創業者である繭山松太郎(1882-1935)は、 明治38年(1905)4月、 単身北京に渡り、古美術の商売を始めた。 22歳のときである。 当時の北京は、欧米での東洋美術の流行にともない、 美術市場の中心地として栄えていた。 鉄道工事の際に発掘される古代の文物や、 清...
繭山龍泉堂創業者である繭山松太郎(1882-1935)は、 明治38年(1905)4月、 単身北京に渡り、古美術の商売を始めた。 22歳のときである。 当時の北京は、欧米での東洋美術の流行にともない、 美術市場の中心地として栄えていた。 鉄道工事の際に発掘される古代の文物や、 清...
中国陶磁器を中心とした東洋と西洋の古美術品をご紹介してまいります。品物はインスタグラムなどにて公開しております。日本橋の端っこですが、お越しいただければとても嬉しいです。営業時間は11時から18時までとなりますが、一人で営業しているため仕入れ等で店を空けること...
2025.12.6
“贈り物” のほか “天から授かった才能” という意味もあるgift。新作 & コレクションを紹介する恒例の12月企画「gift 2025」を今年も開催します。今回は、縁あって入手したアリス研究者コレクション(山本容子小作品)を手掛かりに、各作家の自由解釈による “アリスをテーマ...
2025.12.5
日本現代アートの核心に触れる いま、日本の現代アート史が大きく動いています。 木、石、鉄、水──人類が古代から向き合ってきた素材に、圧倒的な静けさと緊張を宿らせる彫刻家・海老塚耕一。その名は国内外の美術館が繰り返し指名するほどの権威を持ちながら、作品市場では「...
2025.12.5
2025年最後を彩る12月の展示では、内海紗英子/漆、里美穂/絵画、山野実優/陶芸、日置芽衣/七宝 によるグループ展「Snow Altar-雪の祭壇-」を開催します。 キリスト教の思想及びモチーフを漆によって表現する内海紗英子、糸や植物の有機的な連なり、広がりを静寂の中に丁寧に描...
2025.12.4
この度、京橋孔雀画廊では、「冬の煌めきアート展」を開催いたします。 フランスの巨匠ベルナール・ビュフェをはじめ、冬の光を捉えた厳選された作品群が、皆様の心に温かな煌めきをお届けします。 ご多忙の折とは存じますが、ぜひご高覧下さいませ。 【出品作品】東山魁夷、...
2025.12.4
2026年も皆様の心に寄り添う一期一絵をお届けいたします。変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。 令和8年午年に因んだ作品や、新春にふさわしい喜ばしいテーマを集めて、物故作家による逸品から現代作家まで、油絵、日本画30余点を集めてご紹介いたします。ぜひ...
2025.11.30
愛猫「ちょうちん」と歩んだ30年節目の年に最新作をお披露目木彫作家・西誠人は、独自の技法〈キャット・カーヴィング〉で、愛らしい猫たちを彫り続けてきました。しなやかな体の曲線、細かな毛並み、ふっくらとした肉球に至るまで、木であることを忘れるほどの命の温もりが宿...