京橋ちょっと美味しい話:桃六(ももろく)さんの桃太郎
2015.3.25
三日に上げずおじゃまする桃六さんは明治2年創業、今年で146年目の老舗和菓子屋さんで、店内にはケヤキの一枚板に彫られた堂々たる桃太郎が飾られています。お昼には赤飯弁当、そぼろ弁当、幕の内、ももから弁当などが並び、毎日食べても飽きません。でも、ちょっと行くのが...
2015.3.25
三日に上げずおじゃまする桃六さんは明治2年創業、今年で146年目の老舗和菓子屋さんで、店内にはケヤキの一枚板に彫られた堂々たる桃太郎が飾られています。お昼には赤飯弁当、そぼろ弁当、幕の内、ももから弁当などが並び、毎日食べても飽きません。でも、ちょっと行くのが...
2015.3.25
平成2(1990)年4月に私が壺中居に入社してから、早や四半世紀の時が経ちます。その翌々年11月のこと、故・小山岑一先生(1939-2006)の作陶展を開催し、初日夕方にオープニングレセプションを行うべくぼちぼち諸準備をしていますと、或る紳士が風呂敷を抱えてひょっこり御...
2015.3.24
松沢京子さん ——お店の特徴を教えてくださいますか。 松沢 酒器とか食器とか使えるものはあまり扱わないかもしれません。ライフスタイルの中で感覚を磨くというのではなく、考古遺物として見ていくほうが楽しいのかもしれません。感性で物を見ていった場合、今生きている時間...
2015.3.17
加島美術は、先人より受け継がれてきた優れた作品に触れる機会をご提案したいという気持ちから年2 回、春と秋に美術品展示即売会「美祭‐BISAI‐」を開催しております。今春17 回目を迎える「美祭‐BISAI‐」では、主に江戸期から現代までの日本画、油彩画、墨跡、工芸など総数約45...
2015.2.10
古典的な素材である紙と墨で現代的なテーマ(主に女性像)を描いている涼。素材と技法に対する確かな知識と理解は、若手作家の中でとても貴重な存在です。その斬新的な水墨画は日々進化していて、ますます目が離せません。
2015.2.8
N氏が菅野圭介から譲り受けた作品群の中から数点を選抜いたしました。その中には第一回新興日本美術展で読売新聞社賞を受賞した静物作品、そして外遊後の南仏、アルプス、そしてドイツ・ハイデルブルグの作品を展示いたします。そして雰囲気を変えて新鋭作家達の...
2015.2.8
今年の干支「ひつじ」をテーマに据 えた展示をします。羊は、古美術のなかでも重要なモチーフとしてたびたび登場します。西アジアから中央アジア、中国の主に遊牧民族による美術品に見られ、愛嬌のあるキャラクターで人気の高いものです。今回は、この羊を中心に、動物をデザイ...
2015.2.8
「太陽の昇る所」を意味するオリエントは、文明発祥の地として、研究者のみならず古今東西の美術愛好家を魅了し続けています。メソポタミア、エジプト、ペルシャ、ギリシャ、そしてローマにつながる美術品の中に、各々独自の創造性と、相互の影響と融合により生まれた美意識を...
2015.2.7
中国を中心とする東洋古陶磁の展示を行います。生み出された地域や時代の異なるこれらの作品たちは、それぞれの魅力と空気を内に秘めながら、その姿を今日へと伝えています。会期中は外光の入る明るい室内でゆっくりと古美術と触れ合い、またご鑑賞いただきたく皆様...
2015.2.7
素材、媒体、表現体、興味深々拝見した。「知覚」というものの哲学的、心理学的な概念は定義し難いのですが、ともあれ、絵画行為とは、いわば、“一連托生” “表理一体”、認識論、存在論、現象学などの包摂ともいえましょう。円、あるいは円環の無限増殖が、表現者の精神の内景...